経営者は左脳型、マーケッターは右脳型!?
なぜかいつも「衝突」する理由を、25のポイントで浮き彫りにする
マーケティング戦略の第一人者、アル・ライズの最新刊人間の脳には左脳と右脳がある。両方の脳が等しく発達していることはめずらしく、ふつう、
どちらかの脳が優勢だ。ビジネスの世界をみると、経営者には左脳で考えるタイプ(言語的、
論理的、分析的にものごとをとらえる)が多く、マーケティングの人間には右脳で考えるタイプ
(視覚的、直感的、総合的にものごとをとらえる)が多い。言い換えるなら、経営者は常識的に
考え、型にはまった判断をしがちであり、マーケターは常識にしばられず、柔軟な考えかたを
するということだ。実は今、両者の考えかたのちがいから、多くの企業では、左脳タイプの
マネジメントの人間と、右脳タイプであるマーケティング人間との対立が、「戦争」といえるほど
深刻化している。これは企業にとっても、本人たちにとっても、ひいては消費者や経済全体に
とっても頭の痛い事態なのだ。本書は、これを踏まえて、マネジメントとマーケティングの発想の
ちがいについて25の観点から説明する。これは、経営陣と数々の闘いをこなしてきた経験豊かな
著者、アル・ライズならではの試みである。おなじみの明快で歯切れのよい口調で、複数の企業や
ブランドで具体例を示し、説得力があり、楽しく読める。
